2008年までは自分の住む湘南ではカラマツはまさに何それな木?
設計者、工務店、大工さん、お客様にもまともな知識もなく、
電柱として地面に刺さったり、地面に埋まってるようなものの程度。
今やその魅力に惹かれて、家の外観を飾るまでになりました。
(竹腰さんありがとう!)
ちなみに自宅は米杉張りです。
何故かって、ヒノキの香りはするし、海が似合って格好いいからです。
木の張り方向で家のイメージというものがありまして、
知性が出ちゃう縦張りとチョイ悪なイメージの横張り
ビールを飲みながら庭でサーフボードとバイクをいじる自分にとっては当然横となり、
横張りの代表 米杉べべルサイディングになったわけです。
父親には経年変化で色が変わった外壁を”なんだこの汚い外壁は”といじられても、へこたれません。わからない人は、わからなくたっていいんです。
さて先日、米杉を一部張り替えたのですが張り合わせがどうも目立つ。試しに真っ黒になったところにブラシをかけてみたらいい感じに馴染んだのです。これってカッコいいよな。
毎日、毎年、いろんな角度から家をみては、ここが変わったなとかみれる家って本当に素晴らしいです。
国内外問わず木を使う理由には色々あるかと思いますが、まずは自分にとっての一番であることが大切かと思います。
そんな訳で、自分が設計する住宅のオーナー様は皆自分の家に揺るぎない一番を持っています。これって自分にとっての一番の感謝ですね。
PS, 最近気がついたのですが、炭火焼きで薪がなかった時につい外壁の一部を・・・。そして米杉はよく燃えるw 米杉はすぐに張り直せるので、これって非常時にも強いのでは・・・・
クラシック一級建築士事務所
www.clachic.casa
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